
#DIV/0!の対処法と相対参照・絶対参照を解説を解説していきます。
- #DIV/0!の対処法…$を付ける(F4を押す)
- 相対参照…ドラッグ(コピー)すると式が移動
- 絶対参照…ドラッグ(コピー)しても式を移動させない
サンプルデータ
サンプルは以下の通りです。
コピー&ペーストでエクセルに貼り付けて演習できます。
販売金額 | ||
(単位:円) | シェア | |
A社 | 523567 | |
B社 | 1236577 | |
C社 | 24562 | |
D社 | 587322 | |
E社 | 84262 | |
合計 | 2456290 |
シェアは求めたら#DIV/0!発生
A社~E社のシェアを求めます。
まずは普通にやってみます。
A社の売上からA社~E社の売上合計を割ります。
C3に「=B3/B8」と入力します。
すると、上のような数字が出ます。
シェアなので、単位を%に変更します。
マーカー部分をクリックします。
セルの書式設定のパーセンテージを選び、小数点第一位まで表示させます。
%で表示されました。
C3の式をC7までドラッグします。
するとC4~C7まで「#DIV/0!」と表示されました。



#DIV/0!の計算式はズレている
「#DIV/0!」の計算式を見ていきます。
C4の計算式を見てみます。
すると、B8ではなくをB9で割っていることが分かります。
B9は空欄です。
0で割っているのでエラー「#DIV/0!」が出てしまいます。
次はC5を見ます。
B8ではなく、B10で割っていることが分かります。
つまり1つずつズレているということです。
このように、ドラッグした時にB8がB9やB10にズレることを相対参照と言います。
絶対参照で固定
普通に式をドラッグすると、式がずれてうまく計算できません。
ドラッグした時に、式を移動させず、固定させるとうまく計算できます。
式を固定することを絶対参照と言います。
式をドラッグしても、ずっとB8で割るようにします。
ずっとB8で割るようにするために、「B8」を「$B$8」(絶対参照)にします。
B8にカーソルを合わせてる時に、キーボードの「F4」を押すことで「$」が付きます。
$が付いた式をC7までドラッグします。
すると、C7まで正しい数字を表示することができました。
まとめ



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